扇子が大好きです。
夏の日の駅のホームで涼しげな色の夏着物を着て、さりげなく扇子で仰ぐという状況に憧れている着物好き田舎暮らし主婦です(笑)。
今使っている扇子は、大学生の頃に大学生協で1,575円で買った紙扇子です。
濃い青色の地に、つゆくさのような細い葉と、一匹の蛍が描かれた落ち着いた感じの扇子。
気づけば、もう23年ぐらい使っています。
そろそろ新調したいと思いつつ、なかなか気に入ったものがなくて、時間だけが過ぎている今日この頃です。
扇子を新調する際にポイントとなるのは・・・?
今まであまり扇子を真剣に選んだことがなかったので、どんな点に注目して選んだらいいかわからない私です。
そんなわけで、今の私で考えられるポイントをいくつか挙げてみますね。
紙の扇子か、生地の扇子か。
これは、皆さんの中ではどうですか?
実は今まで、紙の扇子しか使ったことがないので、生地の扇子の使い勝手がわかりません。何となく、生地の方が長持ちしそうな気もしますが、どうなのでしょう?
あと、もしかして間違っているかもしれませんが、紙の扇子は竹の骨が見えないようになっているものが多く、生地のは裏側は骨が見えているというイメージです。
紙または生地の部分が多いのと少ないのもありますね。
個人的には、紙または生地の部分が多い方が好きです。広げてみて8割ぐらいが竹の骨だとちょっとさびしい感じがします。
房がついているのとついていないのとがありますね。
房は、ついていないものが好きです。バッグの中で何かにひっかかったりすると大変なので。
お値段についてはどうでしょう?
最初に買った大学生協の扇子が1,575円で結構長持ちしたのですが、もういい年になったので、新調するとしたら3,000円~4,000円ぐらいのものがいいような気がしています。
高いものはとても高いですよね・・・。逆に、安いものは100円ショップなんかにもあったりして。
さて、多くの方が扇子を選ぶ時に最も注目するのは、柄ではないでしょうか。
ここはもっとも個人差が現れるところでもあります。
個人的には、「桜」「うさぎ」「ピンク」に弱いんです、私。お茶碗やポーチ、ハンカチなど、気づくと桜柄やうさぎ柄のピンク系のものが増えてしまいます。
今使っているご飯のお茶碗なんて、ピンクで、桜とうさぎの柄です(笑)。
で、たまには違う色や柄の物を選ぼうと思うこともありますが、そう簡単に人は変われません。結局、桜とうさぎには勝てないかもしれません。
4月生まれのうさぎ年だからでしょうか(笑)。
もうひとつのポイントがあります。「香り」です。
香り袋のような素敵な香りがついている扇子が多いですね。あの香りって、すぐに消えるものと、ずっと消えないものがありませんか?
もしかしたらなんですが、天然の香木(白檀とか)だとずっと香りが残るのでしょうか。
白檀の香りの扇子、いいですよね。
長く使いたいので、けっこう真剣に悩みます。
新しい扇子が決まった暁には、またご報告します。
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