ちょっとしたお出かけに着物を着るようになって9年の私ですが、最初の頃は、長襦袢をリサイクル着物ショップで買って着ていました。素材は正絹でした。
でも、普段のちょっとしたお出かけに着ていると、汚れや傷みが激しいんですね。
衿なんか、すぐに汚れてしまいます。でも、絹って自宅で洗えるの?やめた方がいいかな・・・と思ったりして、悩んでいました。
というわけで、洗える長襦袢を試しました!
まずはポリエステルの洗える長襦袢に挑戦しました。
洗濯機で洗えるので、便利でした。洗い替えにもう一枚買って、ローテーションで着まわしていましたね。
ただ、だんだんとリサイクル着物が増えて行くに従って、問題点が出てきました。
リサイクル着物って、裄が一定ではないんですよね。
65cmだったり67cmだったり。同じ65cmでも、肩幅が31cmで袖幅が34cmとか、肩幅が32cmで袖幅が33cmとか、いろいろあります。
そうすると、長襦袢と裄が合わない場合も多くなります。
着物というのは、長襦袢と肩幅が同じで、着物の方が袖幅が5mmぐらい長いのがちょうどよいとされています。
なので、肩幅が様々な着物たちに合う長襦袢をいちいち用意しなければならない、ということになってしまいます。
それと、ポリエステルって、すべって上手に着付けができない感じがしたんです。
そこで、3年ぐらい前から「大うそつきスリップ」というのを愛用しています。
着物用の下着(スリップ)の衿部分が長襦袢のようになっているもので、「替え袖」というのがあって、袖をマジックテープで付け替えることができます。私のは、身頃がキュプラです。
うそつき襦袢(うそつきスリップ) キュプラver. | スリップと長襦袢が合体した大うそつきスリップ。着物がかんたんに着られて、有松絞り 浴衣が着物風にも。【身頃・裾よけ:キュプラ100%/パット:綿100% 半衿:ポリエステル/補正パッド付き】
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夏の暑い時期などはこの「大うそつきスリップ」を着てから着物を着ると、長襦袢を着ているかのように見えるため、薄着で済んで大変便利です。
替え袖とセットで裾よけも売っているお店もあり、パッと見、普通に長襦袢を着ているように見せることができます。
そんなわけで、最近、普段着の時はいつも「大うそつきスリップ」です。
これも、洗い替えにもう1セット買いました。
「替え袖」の夏用を買えば、スリップはそのままで、袖だけ夏仕様にすれば済んでしまい、実は経済的だと思います。
この頃は正絹バージョンなども出ていて、選択肢が増えました。
ぜひ、用途に合わせた「大うそつきスリップ」、使ってみてください。
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