自分で着物を着られるようになって嬉しくなり、ネットショップで洗える着物を買ったり、リサイクルで素敵な紬や小紋を買ったりしていろいろ楽しんでいた私ですが・・・。
ある時、着物によってどうもうまく着られないものと、一発で上手に着られるものと、結構差があることに気づきました。
この違いは何だろう?
解決方法ってあるのかしら?
そしてある時、気づいたことがありました。
ということで、着やすい着物の特徴についてお話しします!
着やすい着物。それは、変にもたつかず、着崩れしにくく、着ていて心地よい、自分になじんだ着物です。
そのいちばんの特徴は、ズバリ、「自分のサイズに合っている」ということです。
仕立て上がりの洗える着物やリサイクルの着物は、必ずしも自分のサイズにぴったりということはありません。
そこが実は結構なネックだったんですね。
自分で着物を着ていていちばん感じるのは、大きすぎると着づらい!ということ。
身幅がありすぎると、脇のところであまる布が多くなります。そうするとどうしてももたついてしまいます。
そして、動いているうちにだんだん緩んでくるというか、たるんでくるというか、最終的には変なしわが寄ってしまったりします。
また、身丈が長すぎると、おはしょりの時に調整が難しくなります。腰ひもの位置を変えたり、腰ひもの二本使いなど、余分な工夫が必要になります。
逆に、小さいとまた大変です。リサイクル着物は身丈が短いものも多いです。そうすると、おはしょりが十分に取れなかったりします。腰ひもを思いっ切り下げるという方法もありますが、そうすると動きにくかったりトイレの時に不便だったり・・・。
ということで、やはり自分の体型にあったサイズの着物を着るというのが、着付けを楽にして着崩れない最善の方法だと思います。
リサイクルの着物などはたくさん着た後で洗い張りと仕立て直しをするタイミングで、自分にピッタリなサイズに直すことができます。
そうすると、着やすくなってきれいになって、一石二鳥ですね。
自分に合ったサイズの着物に出会うためには、自分の適正サイズを知ることが大切です。
一度、専門店などで採寸してもらうとよいでしょう。
或いは、身長などから割り出された一般的なサイズが書いてある本やインターネットのページもあります。それらを参考にするのも良いと思います。
次は、素材についてです。
私の経験からすると、ポリエステルはすべりが良すぎてうまく着られない気がします。静電気もありますし・・・。
木綿は逆に摩擦が多くて、最初に上手に裾を決めないとなかなか難しいです。
でも、一度着てしまえば着崩れはしにくいかも。トイレの後、きれいにしわを伸ばさないと、あとで大変だったりもします。
絹は、紬だったら適度な摩擦で着やすく、着崩れもしにくいような・・・。サラッとした小紋なんかは、裾を決めるのに少し苦労するかもしれません。
でも、やはり着心地がいいのは、断然、絹ですね~。
ぜひ、皆さんも絹の良さを体験してください。
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