着付け小物は試行錯誤で探すべし!

着付け教室に通わずに着物を着るようになった私ですが、最初の頃は亡くなった母が使っていた着付け小物を拝借して使っていました。

 

シャーリング伊達締め、マジックテープタイプの伊達締め、ヒップ用の補正パッドなど・・・。

 

でも、どうもイマイチしっくりこない・・・というか、うまく着られなかったんです。

 

それで、大久保信子さんの着付けの本などあれこれ見ながら、ネットであれこれ買ってみて、実際に着てみて・・・の繰り返しで、「これならまあまあ上手く着られるかな」というものが自分の中で定着しました。

 

独学着付けの試行錯誤の末に定着した着付け小物たち。

まず、シャーリング伊達締めとヒップ用の補正パッドは使わないことにしました。

で、伊達締めは正絹の博多織のものにしました。それで、長襦袢を着た時の押さえと、着物を着た後帯を締める前の仕上げに使うことに。

 

腰ひもは、ゴムのタイプのものを。最初はモスリンのものを使っていたのですが、父方の祖母(呉服屋)に勧められて、ゴムのタイプにしました。

 

着物の襟を合わせた後で押さえる胸紐には、少し幅が広い腰ひもを使うことにしました。

 

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また、以前は着物スリップを使っていましたが、どうも着ていて時間がたつと腰回りがかゆくなってくるということに気づきました。

 

そこで、「大うそつきスリップ」にしました。

実はこれにしたら伊達締めを使うのが一本減りました。

 

 

 

人それぞれ、体型も違いますし、化繊アレルギーの場合もありますし、いろいろなので、そこはもう何度も着て、歩いて、自分に合ったものを探していくしかないように思います。

 

着物歴9年の私は、ようやくいろんなものが定着しつつある感じです。

 

最初の頃はポリエステル100%の洗える長襦袢を買ったりしましたが、リサイクル着物の裄が様々なことから、合わないものも出てきて面倒くさくなり、やっぱり「大うそつき」に落ち着きました。

ただ、これは繰り返し洗っていると、身頃だけがだんだん縮んで、替え袖は縮まないので、マジックテープの位置が合わなくなってきます。最近、気づきました(笑)。

そこで、先日、身頃のマジックテープを外して位置を変えて縫い直しました。

 

ところで、今でも、ちょっとおめかしなお出かけの時には、きちんと正絹の長襦袢にします。

正絹の長襦袢がいちばん着崩れしにくいような・・・。

 

裄が合うものなら、正絹の長襦袢に正絹の着物というのがベストかもしれません。

それもこれも、試行錯誤のうちに分かってくることです。

 

なので、とにかく実際に着てお出かけして、あれこれ試して、自分のスタイルを確立して行ってください!

 

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