着物姿への声かけ・・・それは、着物が非日常の衣服という認識の高さを象徴している!

着物を着て出かけるようになったばかりの頃は、地元群馬県内というか、安中市内を中心のお出かけでした。

 

着物デビューは、地元の神社への初詣でした。8年前になるでしょうか。

そのあと、そのまま認知症の義父がお世話になっていたグループホームに立ち寄った時、介護スタッフの皆さんから一様に同じ問いかけがありました。

 

着物で出かけることが多い皆さんは、たぶん何度か経験されていると思いますが・・・。

 

着物を着ていると、「何かあるんですか?」と言われることが多いです。

グループホームのスタッフさんが皆さんほぼ同じように「あら!お着物ですね。今日は何かあるんですか?」と声をかけてくれました。

で、「初詣に行った帰りなんです」というと、納得してくれました。

 

その時はそんな感じだったんですが、後日、学生時代の友人が我が家に泊まりに来た時、せっかくだからということで、彼女と夫と私と三人で軽井沢へ行きました。

この時、着物を着て行ったんですが、叔母のお下がりの小紋に洒落袋帯を着て、道行コートを着て行きました。

ショッピングセンターでスタッフさんが、「素敵なお着物ですね。結婚式ですか?」と声をかけてくれたんです。

何でもないような小紋を着ていたんですが、軽井沢と言えばウェディングが多い地域でもあり、スタッフさんもとっさにそう思ったのでしょうか。

それにしても訪問着とか、せめて色無地や江戸小紋などを着ていたのならともかく、普通の小紋で結婚式に出席したと思われるとは意外でした。

 

旅先で着物を着ていると、だいたい「何かあるんですか?」と聞かれますね。

「いいえ~。好きだから着ているんです。普段から割と着てます」というと、だいたいそのあとには「すごいですね!」というコメントが(笑)。

何がすごいのかわかりませんが、たいていの人から驚きのコメントが寄せられますね。

 

京都や奈良、金沢などを始め、もともと着物人口が高いところでは、特に何も言われないことが多いですね。皆さん慣れてらっしゃるようです。

 

ただ、印象としては、着物で歩いていると「何かあるんですか?」「すごいですね」のコメント多し!です。

きっとそれだけ「着物は非日常の衣服」という認識が高いということなのでしょうね。

 

もっと皆さんが日常的に着物を着るようになってほしいなぁと思う今日この頃です。

 

そのために、私がいろんなところに着物で出かけて、それを見た人が着物に興味を持ってくれるように頑張っていこうと思っています。

 

そんなわけで、日々、上手にきれいに着られるように、また、素敵なコーディネートができるように頑張るつもりです。

 

もしよろしければ、今後も見守っていただければ幸いです!

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