着物を着てする仕事って、意外にありますよね。
旅館の女将とか、料亭のスタッフとか、場合によっては女優とか?(笑)
でも、普通にオフィスに勤める場合は、なかなか難しかったりします。
独身の頃は着物に興味がなかったというのもありますが、着物で仕事をしようと思ったことはありませんでした。
それが、結婚後、ついに、仕事の時に着物を着ました!
人生初・着物で仕事、のお話です。
2018年2月4日、群馬県安中市の松井田文化会館で開催された安中市スプリングフェスティバルの中の体験講座で講師をした時、着物を着て行きました!
絣で表現された古都っぽい柄の紬に、やはり紬の名古屋帯です。
この着物にこの帯という組み合わせは、私の中では定番です。
いわゆる「テッパンコーデ」というやつでしょうか。
自分の中で「この着物にはこの帯!」という定番のコーディネートを決めておくと、迷った時に便利です。
着物で出かけることが増えてくると、誰もが何回かは不思議と経験する現象があります。
それは、コーディネートがすぐに決まるときと、なかなか決まらない時がある、ということです。謎なんですが、よくあります。
決まらない時は本当に決まらないので、そんな時用にバッチリ合う組み合わせを作っておくことをおすすめします。
そうそう!
仕事場に着物を着て行った話をしていたのでしたね。
今回、初めて仕事場に着物を着て行きました。
アロマテラピー体験講座の講師だったので、会社の事務員などでは着て行きづらいかもしれない着物を着て仕事場に行くことには、それほど違和感はなかったのではないかと・・・。
袖が邪魔にならないかしらとか、汚れないかしらとか、いくつか気になる点はありましたが、やってみたら特に気にならなくなりました。
体験しに来てくださった方の中で、時々「素敵ですね」とか声をかけてくださるかたがいらっしゃいました。
中には、昔、結婚式場で花嫁さんの着付けを担当していたという方もいらっしゃって、しばらく着物談議に花を咲かせました。
朝の6時ぐらいから何組もの結婚式の準備をしていたそうです。大変そう・・・。
そういえば、私は結婚した頃はまだ着物にあまり興味がなかったので、洋装での結婚式にしたのでした。
フェスティバルの日は、文化会館の入り口付近にブースがあり、そこでアロマクリームなどを作る体験講座をしていたのですが、やはり入口付近だと寒いかしらと心配でした。
ところが、着物だとそれほど寒くなく一日過ごせましたね。
やはり、着物は温かいような気がします。
4月に次のアロマの仕事依頼をいただいたのですが、その時も着物で行ってみようかしらと思ったりしています。
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